美容室メニューの草木染めは香草カラーが一般的、ヘナ染めとの”勘”違い
目次
香草カラー、草木染め、和漢彩染、ヘナ染めと違いがわかりません・・・
埼玉県で天然100%ヘナ【ハナヘナ】で頭皮と髪のシンプルヘアケアを提案している、
美容室ACE-LAB(エースラボ)の小倉です。
早速、今回の質問。
”頭皮が少し敏感で、いろいろとインターネットで調べていると
香草カラー、小麦カラー、和漢彩染、草木染めなど、
頭皮に安心!!という宣伝のカラーが多くどれを選べばいいのかわかりません。。
美容室のメニューでも草木染めという表記があるのですが、少し不安で・・・”
ご質問の連絡ありがとうございます(^^)
確かに、メニュー表記や宣伝等で、どのメニューも
頭皮に安心な感じでの提案が多い商材ですね・・・
ただ勘違いしやすいのが”草木染め”という表記。
一般的の美容室では、香草カラーを指していることが非常に多いですね。
同じ草木染め表記でも”天然ヘナ”を使用しているところもあり、
正直聞いてみないとわからないところ・・・
しかし、一番選択を誤りやすいのですが、
香草カラーや和漢彩染などは、天然ヘナとは全く違うという事です。
香草カラー、和漢彩染系のヘアカラーとは・・
香草カラーや和漢彩染というヘアカラーは、確かに通常のヘアカラーに比べると、
頭皮にはやさしく聞こえがいいですが、
すべて人口色素を含んだものです。
なので、頭皮が敏感(ジアミン等でかぶれた経験)があるかたは、
絶対にやらないほうが無難です。
僕自身、お店で導入しようか検討したのですが自身にやった際に、
違和感がでたので、そのまま導入するのはやめました・・・
天然色素だけで美容室で使用されているのは、”天然ヘナ”だけなのですね。
香草カラー、和漢彩染などは、通常のヘアカラーで使用される過酸化水素水を
使用しないで、お湯やお水で混ぜるので多少の刺激緩和はできると思います。
しかし、成分表記等での決まりで、
天然ヘナは化粧品登録、香草カラーなどは医薬部外品登録。
ですので国が定める指定成分が含まれるので化粧品登録ができないのです。
つまりは、指定成分というのはアレルギーや皮膚疾患とうの可能性が高いもの
ということなので敏感な方は要注意ということなのですね。
メニュー表記に惑わされないように
どこも悪気があって表記しているわけではないのですが、
我々美容業界も、しっかりと情報開示に尽力するとともに、
もっと薬品知識など勉強しないといけません。
先ほども申し上げたとおり、アレルギー等あるかたは、香草カラーなどは絶対NG。
相談連絡などでも、悲惨なケースもあるのが現実です。
なので、草木染めの表記とうを見かけたら、”天然ヘナ”なのか”香草カラー系”なのかを
一度はっきりと問い合わせををしっかりしてください!
これが未然に事故を防ぐ最善の方法です。
最後に、、
今の世の中、常になにかしらのアレルゲン、ケミカル摂取量は常にたまる現実。
突然、アレルギーなることはだれにもわかりません・・・
だから、ヘナだったら安心です!!というのもはっきりとは言えません。
植物アレルギーもあるので・・・
かといって、安易にカラーを頻繁にやるということはリスクを増やしているという
自覚をもたないといけません。
そのときの状態、ヘナにする目的、など
しっかりと担当美容師、美容室とのご相談をまずはすることが
最も重要なことの一つとなります。
我々美容師もカウンセリング能力をより高めていきたいと思います。
では、メニュー表記とうだけで判断せずまずは問い合わせからスタートしましょう!!