白髪染めに天然ヘナを使うメリット・デメリットをヘナ歴10年の現役美容師が徹底解説!

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ヘナカラーとの出会い

私がヘナと初めて出会ったのは、美容師になって二年目の頃のことです。

当時は草木染めやオーガニックカラーがまだ普及しておらず、お店でも
特殊なタイプの部類に属すカラーをとりあつかっている店舗で勤めていました。

美容師になって、13年経ちましたがヘナにどっぷりとハマったのが、約9年前になります。

そのころに今取り扱っているヘナメーカーの「ハナヘナ」を当時マイナーなSNSミクシーで
知り、都内で講習があるのでヘナの真実とは何ぞや?

と半信半疑で受講しに・・・・

今となってはハマりすぎて、実際の生産現場のインドにいってしまったり、

実際にヘナの苗を取り寄せて栽培してみたり、、(失敗に終わる・・・・リベンジします)

なぜ美容師がの自分がヘナにはまってしまったのか気になりますよね?

さかのぼること約10年前・・・

自己紹介にも書いたりしているのですが、当時勤めていた美容室では

今では割と当たり前な「オーガニックカラー」「香草カラー」という製品を売りにしている
お店に勤めていました。

そのころまだまだアシスタントとして、シャンプーやカラー剤をつくる役割として
日々目まぐるしくてんやわんや働いていました。

そのころ、仕事に対して精神的に余裕がでてきたころ、ふとある疑問にぶつかります。

「なんで、頭皮にやさしいはずのカラー剤なのにやたらと手や肌に刺激が強いのだろう?」

と・・・・

その時はまだまだ知識は浅く、日々のサロンワークで精一杯だったのでうやむやに・・・
手荒れがひどくなっていき、やさしいヘアカラーはないのかと調べていると、
「ヘナ」というものを見つけ個人で調べ始めるきっかけとなります。

 

月日が流れて、最初に勤めていた店舗を退職し、次に勤めた店舗ではヘナカラーというメニューが、
あり、
色の種類も、「ブラック」「ナチュラルブラウン」「ライトブラウン」と三種類のタイプがありました。

 

その店舗では、「ブラック」と「ナチュラルブラウン」は極力使わないでという事を言われ、
ここでもふと疑問になり、

そこで、徹底的に調べることにしたのです。

 

調べれば調べるほど闇が深いヘナ・・・・

調べていると「ヘナ」という名称ではあるけども、ほとんどの製品が、

化学薬品を混ぜている商品などがでるわでるわ・・・・

一般の方には正直判断が難しいヘナが販売されていることがわかりました・・・
しかも、理美容室向けの商品カタログにも普通に販売されているしまつ・・・

(今現在でもそのような混ざったヘナは販売され続けています・・・)

初めに日本に入ってきた当初は、肌の弱い方や健康志向の方々の間で非常に
重宝されていて、当時勤めていたお店にもヘナをやりたい方が多くいました。

 

しかし、ヘナ業界は素人では理解しがたいメーカーの売り文句であふれ、
2007年にとある事件が起こってしまったのです・・・

 

天然100%ヘナと宣伝していたヘナにあろうことか、
化学薬品が混入されていて、当時肌が敏感な方がそのヘナをしたところ、

肌トラブルに見舞われる事態に・・・

国民生活センターに苦情が相次ぎ自主回収を
するメーカーも沢山・・・
こういった出来事は、ヘナを取り扱っていた美容業界では
あまり知られていなかったことなのですね。

 

ここまで多くの方がヘナを愛用されていて白髪のケアや
頭皮、髪のケアをされているのに、

なぜ、美容室では認知されないのであろう・・・

私自身が美容業界にはいり、ヘナを取り扱っている美容室に
複数勤めた経験もありますが、どれも、

「ケミカルヘナ」という事実。

あくまで、やや頭皮に優しいと謳い文句がついた完全なるまがい物を
なにも知らずに提供している美容室・・・・

ここで独自に調べていたので、当時は罪悪感にひたる日々もありました・・・

 

おしゃれに、綺麗になるための場所だけが、美容室ではなく
薬品を使う事で髪の悩みのある方々がこんなにたくさんいる世の中。
(私自身もアトピーがあり肌がすごい敏感・・・)

 

 

そんな方々でも安心して気軽に美容室で、天然ヘナができる環境を
提供しよう!!

と思い独立をし、今現在、天然ヘナにこだわり続けています。

 

 

では本物のヘナとは?

天然ヘナについては、以前も触れていますが改めて書いていきます。

 

元々は、世界中に分布がしていたヘナ。
ヘナの色素のもとであるローソニアというオレンジ色素が、
髪や爪といったタンパク質でできた部位に着色することで色がつきます。

 

ご存知の方も多いとおもいますが、ヘナタトゥーといってインドでは、
結婚式や祭事ごとのときに、手足に模様を描くことに使用され、

結婚式では書いた色の濃さで相手の愛情をはかるということもあるそうです(^^

髪に使用する場合も乾燥させたヘナをお湯や水などで混ぜて、
ペースト状にして使用します。

 

天然100%ヘナは化学薬品でつくられたヘアカラーのように、
黒髪を明るくすることはできませんので、主に白髪染めで使用されることが
多いです。

 

白髪にオレンジ色に色がつくので、白髪の量が多い場合に
インディゴといった藍の植物をオレンジ色にした後に
上から染める、「二度染め」をすることでブラウンに近づけます。

 

※施術例の記事をご参照ください。

 

これは、補色といってその色の反対色を使用すると打ち消すといった
特徴を応用しての染め方となり、今現在のヘナカラーではここ最近で
定番となりました。

 

天然ヘナのメリットは?

肌や髪に負担をかけない

天然成分なので市販のカラーや美容室でのヘアカラーでかぶれた経験がある方、
化学薬品を使用できない方などでもヘナは大丈夫な場合が多いです。

髪にも薬品をしようしないので長年白髪染めを繰り返し、
ボリュームやハリコシがなくなったりなどの悩みはありません。

 

高価なトリートメントをしなくてもコンディショニング効果が非常に高い

ヘナの成分は髪の毛にハリ・コシを与えるのでヘナをするだけでも艶々した髪になります。
ヘナを愛用されている方で、シャンプーやトリートメントをしない
「湯シャン」のかたもいて、ヘナと湯シャンだけでもサラサラのかたもいます。
(ちなみに私も湯シャンだけです。)

※湯シャンについては、また改めて記事にします。

 

 

ヘアカラーのような頭皮ストレスがゼロ

ヘアカラーなどのように、ピリピリ感や鼻につくようなにおいがないので、
リラックス効果が非常に高いです。

美容室でヘナを塗った後に寝られる方も多いです。

 

ダメージした髪も健康にし、丈夫な髪質に・・・

ヘナの色素であるローソニアが髪の毛のダメージした部分に絡みつき、
髪の内部からダメージ要因から保護をします。

なので繰り返しヘナをされたかたの髪は健康的で非常に丈夫です。

 

環境に優しい

ヘナを流しても自然の葉なので、排水しても環境に優しいです。
美容室では、カラーやパーマ剤といった化学薬品を常に排水しているので、
これからの美容業界は色々と配慮をしなければいけなくなってきていると
考えております。

 

 

ヘナのデメリットは?

ヘナは髪を染めるのに時間がかかる

従来のヘアカラーのように短時間でそまりません。
初めてヘナ染めをされる方はこういった点を知らないといけませんが、
これから先ずっと白髪染めをすることを考えたらデメリットのようで
メリットのほうが多いです。

 

※初めてヘナをするかたにはヘナ教室に参加されるとより
理解が深まります(^^)/

 

自宅で塗布をし、時間をおいている時間に家事などをすませたりと
有効的に時間をつかえますので時間にゆとりができます♪

 

 

ヘナ特有の葉の香りがある

今までヘナを施術させていただき、香りが苦手なかたはいなかったのですが、
稀に苦手な方がいると伺うことがあります。

人工香料になれてしまって、素材の本来の香りを見分ける
嗅覚が薄れているかもしれません。
たまには自然な香りで癒されるのもいいですよ♪

 

 

天然染料なので色が選べない

ヘナカラーときくと色はこういう色が良い!といわれるかたもいますが、

ヘナは自然の色素なので色を選ぶことはできません。
逆を言えば、その人自身の髪に対しての色にしかならないので、
世界にたった一つの、オートクチュールカラーといってもいいでしょう。

 

天然染料といっても絶対に安全とは限らない

肌が弱い方やケミカルアレルギーの方に愛用されていますが、
絶対に安全とも言い切れません。
まれに、植物アレルギーのかたもいるので、
心配の方はパッチテストを行いましょう。

 

 

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?

天然ヘナは今現在多くの愛用者のかたがいるけど、
美容室ではあまり取り入れているとこもまだまだ少ないようです。

早く染まらない・・・・
色が選べない・・・・

など美容室ではそのような理由で導入されないことがまだまだ多いのも現実。

私が独立し、天然ヘナをやり始めたころお客さんに
「天然ヘナをやっているところがあるなんて珍しい!」
とよくいわれました。

これだけ美容室が乱立しているのに、ついつい自分たち美容師が使いやすい
モノだけを選択して提供していたんだよなと思うわけです。

 

ヘナに出会って、一番感じるのはヘナほどシンプルで簡単に髪のケアや肌に負担の
かからないものは、地球上でないのでは!!?

とおもっております。

 

沢山の新商品や、新成分を使ってきたのにと・・・・

あれやこれやと色々と試行錯誤して、
今現在は必要最低限のヘアケアの成分で、ヘナと合わせるだけで
何倍にも髪質や頭皮がよくなるし、

余計なケア剤も不要になるので良いことばかりです♪

ぜひ、シンプルなヘアケア、スキンケアのきっかけとして
体感してほしいと願います(^^)/

 

長々とご拝読ありがとうございました。

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